2018年9月30日日曜日

【目次2】 第4章

【目次2】 第4章

第4章(投資各論)の目次です。

第4章は最もボリュームがあるので,気になるところだけ読んでいただければ十分かと思います。

第4章 投資各論
第4章 投資各論1 投資で一番大切なのはバランス

第4章 投資各論2-1 株式投資の三原則
第4章 投資各論2-2 PBRが1倍以下の株だけを買う
第4章 投資各論2ー3 配当利回りが2%未満の株は買わないように
第4章 投資各論2ー4 株主優待に騙されない!
第4章 投資各論2ー5 企業の価値っていったい何?株価?

第4章 投資各論3-1 投資信託のすすめ


【目次1】 第1章~第3章

【目次1】 第1章~第3章

第1章から第3章までの目次です。
★がついているのは,特におすすめの記事です。

第1章 総論
第1章 総論1 金融リテラシーを身につけよう!
第1章 総論2 目指す投資リターン
第1章 総論3 投資工学の神髄 節税・手数料・バランス ★

第2章 節税
第2章 節税1 節税はノーリスクで儲かる
第2章 節税2 所得税の基礎
第2章 節税3-1 確定拠出年金は絶対お得! ★
第2章 節税3-2 確定拠出年金の掛け金はいくらがベスト?
第2章 節税3ー3 確定拠出年金の投資商品のベスト割合1
第2章 節税3ー4 確定拠出年金の投資商品のベスト割合2
第2章 節税3ー5 確定拠出年金の投資商品のベスト割合3
第2章 節税4-1 NISAは儲けても所得税なし
第2章 節税4ー2 つみたてNISAと現行NISAの比較
第2章 節税5-1 生命保険は積立式で年間8万円以下がお得! ★
第2章 節税5-2 生命レディに騙されず,ネット生保に入ろう!
第2章 節税6 個人年金保険は入るメリットなし
第2章 節税7 ふるさと納税で税制の歪みを利用しよう!

第3章 手数料
第3章 手数料1 インデックス運用の投資信託を買って手数料を抑えよう!
第3章 手数料2 ネット証券の利用で株式売買の手数料を20分の1に!
第3章 手数料3 まだATM手数料払っているバカいるの?
第3章 手数料4 みずほ銀行で国債買えば,振込手数料が無料になるって知ってた? ★


2018年9月9日日曜日

第4章 投資各論4 外貨投資 この6通貨以外へは投資禁止

前回Review 「第4章 投資各論4 外貨投資 その2


さて,外貨投資シリーズも今回で3回目ですが,今回は具体的な外貨の説明をしたいと思います。

皆さんが外貨投資をするに際して,参考にしていただければ幸いです。




なお,外貨は外国の数ほどあるはずですが,外貨投資の対象となり得るのは,そう多くはありません。


なお,カブドットコム証券の外貨MMFでは,以下の6種類の通貨が対象とされています。


米国ドル

カナダドル

オーストラリアドル

ニュージーランドドル

トルコリラ

南アフリカランド


なぜか,ユーロと英国ポンドが入っていません。


この中で,最近よくおすすめされているのが,利率が高い南アフリカランドと,トルコリラです。


よく証券会社の営業マンとかが,


「銀行貯金しても利率は0.01%とかですが,外貨であれば,年4~5%もありますよ!!」


とか言って,みなさんに途上国の通貨を売りつけようとしてきますよね?


さて,利率の高い通貨に投資するのが,本当にお得なのでしょうか?


今日はこの点を考えてみましょう。


1 前提

投資の話に入る前に,世界でどの通貨がどのくらい流行っているのかを考えるため,世界の外貨準備を構成する通貨の比率を見てみましょう。


IMFの発表によると,2014年の外貨準備構成比率は,以下のとおりです。


1位   米国ドル        63.7%

2位   ユーロ         21.0%
       
3位   英国ポンド        4.1%

4位   日本円          3.4%

5位   オーストラリアドル    2.1%

6位   カナダドル        2.0%

7位   中国元          1.1%

その他の通貨            2.5%


このランキングを見てもらえばわかりますが,トルコリラや南アフリカランドは入っていません。

外貨準備に使われていない通貨ということは,マイナーな通貨ということです。

はっきり言って,リスク管理の観点からして,この7通貨(日本円を除くと6通貨)以外への投資はあまりおすすめできません


2 利率が高い通貨ってお得?


証券会社の営業マンに言われるまでもなく,

利率がほぼゼロの日本円で運用するより,11%超えのトルコリラ(執筆時2018年5月時点)で運用する方が,お得な気がしませんか??



そんな気がしちゃう方は,要注意です。


相手の立場にたって,物事を考えてください。


もし,本当に日本円で運用するより,トルコリラで運用するほうが,実質的にも年10%以上お得なのであれば,トルコリラを持っている人が,日本円と交換してくれるでしょうか?


トルコリラを交換してくれる人(おそらくトルコ人)は,利息の計算もできないほどバカだということでしょうか??



そうではないですよね?


一般の方は知らない方が多いのですが,


「高利率の通貨は,通貨安になる」


というのが,金融の世界の常識なのです。


どういうことかというと,


たとえば,1トルコリラ=10円で,日本円が利率0%,トルコリラが年10%,だとすると,


1年後には,


100円を元手に,トルコリラを買った日本人は,11トルコリラを持つことになります。


一方で,日本円を買ったトルコ人は,利率が0%なので,1年後も100円しか持っていません。


そうすると,トルコリラを買った日本人はぼろ儲けですが,トルコ人は損したことになるのでしょうか??


そうではありません。


この場合,1年後の為替レートは,


100円 = 11トルコリラ


となるのです。


それを見越して,トルコ人は利息の付かない日本円を購入してくれるのです。



こんな当たり前のこと,相手の立場に立って考えることができず,


「利率が高い通貨は人気があるから,通貨高になる」


と勘違いしているひとがなんと多いことか,,,,




嘘だと思う方は,どうぞご自身で,この20年間とかの為替の推移を確かめてみてください。


利率の高いトルコリラや南アフリカランドは,日本円に対して,ずっと円高の方向へシフトし続けています。


もちろん,短期的には円安になったりもしますが,長期投資の観点からは,利率の高い通貨へ投資しても,全く無意味です。

むしろ,為替手数料の分,損することが多いのです。


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2018年7月8日日曜日

番外編 Bloggerで,Googleアドセンスを初期費用なしで始める方法

このブログのテーマである,負けない投資とは少し異なりますが,ブログの収益化について関心がある読者が多いようなので,番外編として,Bloggerを使って無料でGoogleアドセンスで収益をあげる方法について,説明したいと思います。


1 Googleアドセンスとは?

Googleアドセンスとは,Googleが提供する広告に関する業務委託サービスです。

あなたのブログに広告を載せる代わりに,その広告がクリックされたら,その広告費の一部があなたに支払われるというものです。

Googleアドセンスに似たサービスとして,アフィリエイトがありますが,

一般のアフィリエイトとGoogleアドセンスの一番大きな違いは,

一般のアフィリエイトでは,クリックがされても,最終的にその商品が購入されない限り,あなたには収益が発生しませんが,

Googleアドセンスでは,とにかくその広告がクリックされれば,あなたに報酬が支払われます



2 Googleアドセンスのメリット

Googleアドセンスのメリットは,なんといっても,表示される広告をGoogleが勝手に決めてくれるということです。

つまり,あなたはどの商品の広告を,どの記事に載せるかなんてことを考える必要はないのです。

私も,広告を気にせず,書きたい記事を書けるという点が気に行って,Googleアドセンスを活用しています。


3 Googleアドセンスでの収入

Googleアドセンスでの収入は,「1クリック数十円~数百円」となっています。

広告の種類によって,同じ1クリックでも,報酬は異なります。

金融や美容関係は,クリック単価が高いと言われておりますが,金融関係のブログをやっている私からすると,一概に金融関係だからクリック単価が高いとも言い切れない(ブロガーは広告を選べないので)のかな,と思っています。


4 Googleアドセンスの始め方

Googleアドセンスを始めるには,Googleに申請して,審査を通過する必要があります

審査と言っても,普通にブログをきちんと書いて,10記事以上をあげれば,通常審査は通過します。

一番の注意点は,現在,独自ドメインを保有していない限り,新規でGoogleアドセンスの審査を通過することができない,ということです。

つまり,ライブドアブログなどの無料ブログを利用している場合,Googleアドセンスの審査を通過できないのです!!!!

そして,通常,独自ドメインを取得するには,レンタルサーバー代など,所定の費用がかかります。


5 無料でGoogleアドセンスを始める方法

ただ,唯一,まったく初期費用をかけずに,無料で,Googleアドセンスを始める方法があります。

それは,Bloggerという,グーグルが提供するブログサービスを利用することです。

何を隠そう,この「東大卒の負けない投資工学」も,Bloggerを利用しております。

というのも,もちろん,ブログで金儲けするためにアドセンスを始めるのであれば,

WordPressを利用して,レンタルサーバーで独自ドメインを取得するのが一番ですが,あくまで,「自身の知識,考え方を世の中に発信したい」のであって,「収益はおまけ」と考えている私のような人にとっては,

とりあえず無料で使えるBloggerを使ってみるのが,いいかと思っています。

ひとまず,Bloggerでブログデビュー,Googleアドセンスデビューしましょう!!!


2018年7月2日月曜日

誌上FP相談 CASE5 相続を考え出した池袋さんの相談 節税1 暦年贈与

前回のReview 「誌上FP相談 CASE5 相続を考え出した池袋さんの相談2

今回も引き続き,相続に関する相談です。

CASE5 相続を考え出した池袋さんの場合2

今現在70歳で,仕事は引退済み。同い年の奥さんと結婚していて,お子さんはいないという,池袋さん。

池袋さんには,年に数回交流のあるお兄さんと,全く交流のない妹さんがいます。

現時点での財産は,約1億円。

可能な範囲で節税したいとのこと。

今回から,節税について説明します。



節税方法その1  暦年贈与

暦年贈与(れきねんぞうよ)とは,暦年(1月から12月の1年間)ごとに設定されている非課税枠を利用する贈与のことをいいます。

贈与税の非課税枠は,1年間で110万円です。

また,この非課税枠は,もらう人ごとで110万円です。

つまり池袋さんは,毎年,奥さんへ110万円,お兄さんに110万円,甥っ子に110万円というように,贈与する相手の人数×110万円ずつ,無課税で財産を減らすことができます。

一点,大きな注意があります。

死亡前3年間に相続人,受遺者(=遺言で財産をもらう人,たとえば甥っ子とか)へ贈与した金額については,みなし相続財産として,相続財産の計算額に含まれます

たとえば,池袋さんが5年間分,550万円奥さんへ毎年贈与して,2000万円を残して死亡した場合,

330万円分については,みなし相続財産として,相続税の計算額に含まれますので,

2330万円が相続財産として,課税の対象になります。


暦年贈与が特に効力を発生するのは,孫,ひ孫などへの贈与です。

本来孫へ相続させるには,親から子,子から孫,というように,2回相続税の対象となりますが,

暦年贈与を使って,一気に孫へ贈与すると,まったく相続税・贈与税の対象にならないのです(孫に相続させない場合)。


暦年贈与のポイントとしては,1年間で110万円までしか非課税で贈与できない点と,

死亡前3年間の贈与は相続税の対象とされてしまう点です。

元気なうちから計画的に,暦年贈与を利用して,相続財産を減らしていきましょう。


2018年6月25日月曜日

誌上FP相談 CASE5 相続を考え出した池袋さんの相談2

前回のRevew 「誌上FP相談 CASE5 相続を考え出した池袋さんの相談


今回も引き続き,相続に関する相談です。

CASE5 相続を考え出した池袋さんの場合2


今現在70歳で,仕事は引退済み。同い年の奥さんと結婚していて,お子さんはいないという,池袋さん。

池袋さんには,年に数回交流のあるお兄さんと,全く交流のない妹さんがいます。

現時点での財産は,約1億円。

可能な範囲で節税したいとのこと。



相続税は,基礎控除を超えた分についてのみかかります

基礎控除の金額は, 3000万円 + 600万円×法定相続人の数 です。

池袋さんの場合,法定相続人は3人(奥さん,お兄さん,妹)ですので,4800万円が基礎控除額となります。

つまり,遺産総額が1億円の場合,5200万円の部分についてのみ,相続税がかかることになります。

相続税の税率は,以下のとおりです(国税庁HPより引用)

法定相続分に応ずる取得金額 税率   控除額
1,000万円以下      10%         -
3,000万円以下      15%         50万円
5,000万円以下      20%         200万円
1億円以下          30%         700万円
2億円以下          40%  1,700万円
3億円以下          45%   2,700万円
6億円以下          50%     4,200万円
6億円超          55%     7,200万円

池袋さんの場合,5200万円に税金がかかるので,

5200万円×30% ー 700万円 = 860万円 だ!

と考える方が多いのですが,間違いです。


各相続人に法定相続分で割り付けて,それぞれの税額を計算して,それを合計します。

奥さんの相続分は4分の3ですので,

3900万円×20% - 200万円 = 580万円

ご兄弟の像続分はそれぞれ8分の1ですので,

650万円×10% = 65万円


合計710万円が,池袋さんの相続にかかる相続税の総額になります。


この710万円を,それぞれの相続人がもらった遺産の額に比例して,割り付けることになります。

たとえば,奥さんが4分の3,お兄さんが4分の1を相続したときは,奥さんが532.5万円,お兄さんが177.5万円,の相続税を支払います。

この場合,相続しなかった妹さんは,相続税を払う必要はありません。


少し話が長くなったので,節税については,次回ということで。



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2018年6月10日日曜日

誌上FP相談 CASE5 相続を考え出した池袋さんの相談

前回のReview 「誌上FP相談 CASE4 保険貧乏市ヶ谷さんの相談


今回は,相続について考え出した,老夫婦のお話です。


人はいつか必ず死にます。


すなわち,相続が発生する可能性は100%です。


つまり,誰もが相続対策をしなければならない可能性があります。






CASE5 相続を考え出した池袋さんの場合


今現在70歳で,仕事は引退済み。同い年の奥さんと結婚していて,お子さんはいないという,池袋さん。


池袋さんには兄弟がいて,年に数回交流のあるお兄さんと,全く交流のない妹さんがいます。


池袋さんとしては,財産の大半は奥さんに残したいが,池袋さんが両親から受け継いだ実家(土地と建物)については,奥さんの死亡後,お兄さん家族に残したいとのこと。


ただ,交流の無い妹さんには,財産は残さないつもりとのこと。


現時点での財産は,預貯金が5000万円と,ご両親から引き継いだ家(土地と建物)程度。



まず,池袋さんが遺言を残さないで亡くなった場合,どうなるのかというと,


奥さんが財産の4分の3を相続,お兄さんと妹さんがそれぞれ8分の1を相続,ということになります。


そう,びっくりされる方が多いのですが,結婚していても,お子さん(お孫さんでも)がいない場合,財産の一部が,血族(親が存命であれば親,両親が他界していれば兄弟)に相続されるのが,民法上の決まりです。



なので,池袋さんのように,妹さんに残さないようにするには,遺言を書かなくてはなりません。


なお,兄弟には遺留分(遺言によっても侵害できない相続財産の一部をもらえる権利)はないので,妹さんに財産を全く残さない遺言を書いても,全く問題になりません。


池袋さんには,さっそく遺言を書くようにおすすめしました。



ただひとつ問題があって,相続では,財産を相続人の死亡後にさらに財産を譲り受ける人を指定すること(専門用語で「跡継ぎ遺贈」といいいます)はできません。


つまり,奥さんが死ぬまでは奥さんにあげ,奥さん死亡後は,お兄さんに実家を残す,ということは,遺言ではできません。


奥さんに実家を残した場合,奥さんの死亡後は,奥さんのご兄弟に財産がすべて行ってしまうのです。


これを防ぐためには,信託という制度を用いる必要があります。


信託を使うと,形式上信託会社へ所有権を移転させて,居住権を奥さんが存命中は奥さんにあげ,奥さんが死亡後,信託会社からお兄さんへ所有権を移転させることが可能です。


遺言や信託は,かなり専門的な計算・配慮が必要なので,必ず,FP,弁護士,税理士,信託会社へ相談して,遺言を書いて,信託を設定しましょう。


Next 「誌上FP相談 CASE5 相続を考え出した池袋さんの相談2


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