今回から、負けない投資工学の神髄のひとつである、節税について書きたいと思います。
節税に関する金融リテラシーを身につけていきましょう。
古今東西、金持ちは、高すぎる税金を払いたくないとして、財産を隠したり、所得を低くみせて、節税ないし脱税してきました。
このようなニュースを見て、「金持ちじゃない自分には、節税なんて関係ないや」なんて思ってませんか?
ちがうんです!
我々サラリーマンこそ、節税の効果はとてつもなく大きいのです!!
サラリーマンは、自営業者と違って、費用を計上しまくったり、売上を低く見せたりできず、ガラス張りの収支になっているから,金融リテラシーがないと,全く節税ができません。
一方,金融リテラシーがあって,節税に詳しいサラリーマンは,節税で確実に利益を確保しています。
なので、サラリーマンにとって、うまく投資するということは、節税の一大チャンスといえるのです。
投資における節税、それは、毎年納めている所得税、住民税が減額されることです。(なお,相続税については「第8章 相続」で扱います。)
当たり前ですが,消費税などは節税できません(笑)
節税できる行動をとることで、あなたの税金計算上の所得の額が小さくなります。
その結果、あなたの所得税、住民税が減額されるということです。
繰り返しになりますが,節税の最大のメリットポイントは、ノーリスクで確実にお金が儲かるというところです。
投資は、定期預金のような元本保証の金融商品でないかぎり、常に損するリスクがあります。
投資のリスクとは,投資のブレ幅のことを意味します。
つまり,当然,ハイリスク・ハイリターン,ローリスク・ローリターンとなります。
たとえば,ローンによってレバレッジがかかっている不動産投資はハイリスク・ハイリターンですし,元本保証のある銀行預金はローリスク・ローリターンの典型例です。
ところが、節税は例外です。
節税には損するリスクがありません。(なお,負けない投資工学では扱いませんが,脱税は,ばれたら罰金などのリスクがあります)
したがって、節税は,効果は大きくないかもしれませんが、確実な効果があります。
損しないことに重点を置く、負けない投資工学においてはとっても大切なものと言っても過言ではありません。
節税に関する第2章では,以下のようなことをとりあげていきたいと思っています。
これらは、節税のポイントをあげたものになります。
① 所得税の仕組み
② 確定拠出年金
③ NISA
④ 生命保険
etc...
税金の話は、ややこしいところもありますが、みなさんの将来のお金のため、ついてきてください。
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