2017年10月8日日曜日

コラム FP資格2 FP資格の種類

前回のReview 「コラム FP資格1 ファイナンシャル・プランナーって?


前回,FP資格がなくてもFPの仕事はできるということを紹介しました。


今回は,FPの資格の種類について,説明したいと思います。




紛らわしいことに,

FPには,

国家資格(ファイナンシャル・プランニング技能士)

と,

民間資格(AFP,CFP)の2種類があります


さらに紛らわしいことに,2つの資格は受験資格などでリンクしていています。

さらにさらに紛らわしいことに,国家資格の方は,日本FP協会実施のものと,きんざい実施の2通りの試験があります。


ざっくりわかりやすく説明すれば,

国家資格のファイナンシャル・プランニング技能士(FP技能士)は,ペーパーテストを受ければ手に入る資格であり,一度とれば一生有効で,特に追加費用もかかりません。


民間資格のAFP,CFPは,ペーパーテストの他に,レポートの提出が必要であり,登録するのに,入会費や年会費がかかります。


すなわち,簿記のように,知識を高めたり,履歴書に書いたり,社内で評価をもらったりするだけであれば,FP技能士だけで十分です。


一方,独立したFPとして,実際に仕事を受けていくのであれば,業界団体に所属することが有意義なので,AFPないしCFPへの登録が必要不可欠といえます。



このブログのテーマである,負けない投資をする知識をつけるだけであれば,

年会費という無駄な手数料を払う必要はなく,

ひとまずは,FP技能士のみ,受験して資格をとっておけば十分でしょう。


FP技能士には,簡単な方から,3級,2級,1級とあります。


難易度は,日商簿記試験と同じようなものです。


つまり,3級はちょっと勉強すればまず合格する。


2級はある程度は勉強しないと受からないが,ちゃんと勉強すれば,数回うければまず合格する。


1級は,ガチで勉強しないと,受からないし,受かったら結構リスペクトされる。


というわけで,次回から,FP技能士受験について,勉強法なども含めて,説明していきたいと思います。


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2017年10月1日日曜日

コラム FP資格1 ファイナンシャル・プランナーって?

このコラムでは,最近よく耳にする方も多いと思う,ファイナンシャル・プランナーについて,書きたいと思います。

まず,ファイナンシャル・プランナー(FP)って何なのでしょうか?

日本FP協会の説明によれば,人それぞれの夢の実現をお手伝いする「家計のホームドクター」だそうです。



抽象的でよくわからないかもしれませんが,要は,個人の暮らしに関するお金について,アドバイスする人というイメージでしょうか。

お金に関する仕事といえば,一番有名なのは税理士でしょうか。

税理士は,税理士資格をもっていて,税金に関係する仕事をしています。

税理士は,独占資格といって,税理士資格をもっていない人は税金に関係する仕事はできません。


一方,FPにも,FP資格があります(国家資格と民間資格の2種類があります)が,

別にFP資格をもっていなくても,FPの仕事をすることは禁じられていません。


すなわち,FP資格をもっていなくても,個人の暮らしに関するお金についてアドバイスすることを仕事にすることは可能なのです。

それにも関わらず,FP資格をとる人が最近急増しています。

それは,やはり資格をとること,資格取得のために勉強することが,FP実務に役に立つからです。

私も,FP資格を持っていますが,資産運用,投資について,基本を学べるというメリットがありますので,資格取得をお勧めします

このコラムシリーズでは,FP資格の種類,資格取得のためのおすすめ勉強法を,紹介していきます。


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