2017年1月10日火曜日

第3章 手数料3 まだATM手数料払っているバカいるの?

前回のReview 「第3章 手数料2 ネット証券の利用で株式売買の手数料を20分の1に!


さて,今回は,ちょっと投資からは遠い論点なのですが,銀行のATMの手数料についてです。

手数料とは,運用利回りのマイナスという実質的意味があります。

たとえば,投資信託に投資する際には,年間の信託手数料が何%なのか,みなさん確認して投資しますよね。

でも,投資のときの手数料は気にするくせに,銀行のATM手数料を気にしない方がたまにいたりするのでびっくりです。




たとえば,銀行預金で100万円に年0.01%の利息がつくと仮定すると,年間100円の利息が付くことになります。

この場合に,年100円しか利息が付かないのに,ATM手数料がかかるときに1回でもATMを使っちゃうと,108円かかります。

つまり,利息を上回る手数料がかかることになり,投資の利回りはマイナスになってしまいます。

つまり,ATMの手数料は,投資と切っても切れない関係,表裏の関係にあるのです。

最近とあるテレビ番組で見たのですが,

なんと,

コンビニのATMを使う人々のなかで,支払ったATM手数料が年間5000円を超える人の割合が,2割だそうです

私もよくコンビニATMを利用しますが,無料の時以外,使ったことありません。

この低金利のご時世,年5000円を超える銀行預金なんて,よほどの元金を預けない限り,100%ありえません。。。

年利が0.01%とすれば,年5000円の利息をもらうには,5000万円預ける必要があります。。。。

このブログを読んでる方には,まさかATM手数料を5000円も払っているバカはいないかとは思いますが,

もし払っている方がいたら,銀行のHPをチェックして,時間外手数料,コンビニ手数料がかからないように,特定の条件を満たすようにしてください。

メガバンクであれば,三菱東京UFJ,みずほ銀行などは,簡単にコンビニATM手数料を月数回無料にできますので,確認してみてください。

不要な支出を減らす,これが負けない投資工学のいろはのイです。


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