さて,今回も,REITを取り上げたいと思います。
今回は,REITがどういう不動産に投資しているのかの説明です。
ひとことに不動産と言っても,
アパートなどの住宅,
ショッピングセンターのような商業施設
会社が入居するオフィスビル,
ホテルなどのレジャー施設,
倉庫などの物流施設,
などいろいろあります。
REITが投資する不動産も同様に,
いろいろな投資対象があります。
REITの中には,
上記の不動産の種類の中からひとつを選んで重点的に投資するタイプや,
複数の種類にバランスよく投資するタイプもあります。
たとえば,
日本ビルファンド法人(8951)は,
オフィスビルへの投資に特化したREITです。
オフィスビルのオーナーになった気分がするREITです。
一方,
森トラスト総合リート投資法人(8961)は,
その名のとおり,様々な不動産へ投資するREITです。
約7割の投資がオフィスビルに対してなされていますが,
商業施設に25%,ホテルに5%くらい投資もしています。
投資先の不動産の特徴として,
オフィスビルの需要は景気に左右されやすい一方,住宅の需要は景気に左右されにくいことを考えると,
オフィスビル特化型は景気変動の影響を色濃く受けるという特徴があることになります。
また,総合型REITについては,バランスが取れているという長所がある一方,あまり大きく儲けることができなくなるという短所もあります。
よくテレビCMで,アパート経営を進める広告を目にしますが,
アパ―トだけでなく,オフィスビル,商業施設のオーナーにもなれるのが,REITだともいえます。
REITが所有している不動産を調べると,自分がよく知っている建物や商業施設があったりして,おもしろいかもしれません。
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