前回、AKB総選挙を取り上げて、日本の個人消費を支えているのが、
アイドルであると紹介しました。
今回は、もう少しマイナーなテレビ出演のないアイドルについて書きたいと思います。
最近、ショッピングモールに出かけると、
広場でアイドルがライブをやっている光景を目にしませんか?
たとえば、
川崎ラゾーナ、豊洲ららぽーと、池袋サンシャイン広場、、、
これらは、いずれも、
そのショッピングモールに入っているCDショップの売り上げのためにやられています。
一般的な流れとして、
フリーライブ(30分)
CD買わない人でもだれでも見れるのがふつうです
↓
特典会(握手会、ツーショット会、サイン会など)
です。
当たり前ですが、
売り上げに貢献するのは、特典会です。
参考までにCD1000円を売り上げたとき、
それぞれの方の収入はざっくり、以下のとおりですかね。
実際は、それぞれの力関係で上下するのですが。。。
レコード会社 500円
CDショップ 300円
作成原価 100円
作詞者 20円
作曲者 20円
アーティスト 10円
その他 60円
ここで、具体例を見てみたいと思います。
人気としてはそこそこというレベル(1000人規模のライブハウスなら満員にできるレベル)のアイドルグループが、川崎ラゾーナでやったイベントを見てみましょう。
① 14:00 からフリーライブ
当然売上ゼロです。
なんか、うちわ配っていたんで、とおりすがりの人に対する広告も狙っていた感じですね。
② 握手会(特典券1枚=CD1枚購入=1000円)
僕は時間を図っていましたが、5人メンバー全員と握手し終わるまで、20から30秒というところです。
なお、1人との握手が5秒だとして、この握手会が13分かかっていたので、
15万6000円の売上と計算できますね。
③ ツーショット撮影会(特典券3枚=3000円)
一応説明しておくと、自分の持っているスマホをスタッフの人が持って、
自分とアイドルの2ショットがとれるというサービスです。
これは90人くらいやってましたね。
ということで、27万円の売上ですかね。
④ 全メンバーとの撮影会(特典券6枚=6000円)
これは、メンバー5人と自分の写真をとってもらえるというサービスです。
あくまで、とれる写真は1枚です。
やはり割高感があるのか、10人くらいしかやってませんでした。
しかも金もっとそうな中年の人多いイメージですね。
よって、6万円の売上。
つまり、フリーライブと特典会で合わせて、約48万円の売上をたたき出します。
ラゾーナのHMVには、約14万円のお金が入るわけですね。
そして、
17時からももう一回フリーライブをやって、特典会をやっていました。
握手等の客数は同じくらいだったので、
1日2回イベントして、96万円(CD960枚)の売上です。
CDが売れないといわれる世の中で、1日で1000枚弱を売るということは、
すごいことなんじゃないでしょうか。。
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