失敗例は,みなさんに具体的なイメージを起こさせるので役に立つのではないでしょうか。
今回もわかりやすく,みなさんがやってはいけない投資行動を学んでいきましょう。
失敗例その2 保険ショップに行ったら
今保険ショップが流行しています。
みなさんの職場の付近でも,見かけたりしませんか?
みなさんも「ほけんの窓口」とか「みつばちほけん」とかいう看板を目にしたことがあるのではないでしょうか
保険ショップとは,その名のとおり保険を売っている(保険の加入手続きができる)お店です。
従来も,保険を売っているお店はたくさんありました。
「日本生命」や「第一生命」などの支店も町中によく見かけるのではないでしょうか。
それでは,こういった保険会社の支店と,保険ショップの違いはなんなのでしょうか?
両者の違い,それは,保険会社の支店ではその保険会社の保険しか売っていませんが,保険ショップでは,様々な保険会社の保険を売っているということです。
つまり,保険ショップでは,たくさんの商品の中から良い保険商品を買うことができるというメリットがあります。
また,保険ショップのスタッフは保険会社の社員ではないので,公平な立場から良い保険商品をすすめてくれるというメリットがある,
と「言われて」います。
しかし,実際のところ,保険ショップのスタッフが進めてくる保険商品は,あなたにとっていい保険ではなく,保険ショップにとっていい保険であることが通常です。
保険ショップは,都会の一等地に店を構えていて,FP資格などを持ったスタッフが常駐しています。
これらの費用はどこから来るのでしょうか?
みなさんが保険ショップに行って相談しても,お金をとられることはありません。
また,みなさんが保険ショップで保険を買っても,購入手数料を上乗せされることもまずありません。
そう,保険ショップの運営料金は,保険会社から支払われるお金から来ているのです。
保険ショップは,みなさんに保険を売ると,その保険会社から販売手数料をもらえます。
つまり,保険ショップのスタッフは保険会社からもらえる販売手数料の大きな保険を売ることが求められているのです。
そして,販売手数料が大きい保険とは,手数料分が余計に保険に上乗せされている商品にほかならず,みなさんにとっては損な商品にほかなりません。
一度,試しに保険ショップに行ってみるのもいいと思います。
おすすめされた商品について,家に帰ってネットとかで調べてみましょう。
あまり良くない評判が立っていることが結構ありますので。。
したがいまして,銀行や証券会社同様,保険ショップの窓口にも行ってはなりません。
どの保険に入るべきかは,ご自身でネットか保険比較の本で探してみましょう。
(なお,ネットの比較サイトもアフィリエイト収入目的で作られているサイトが多く,保険ショップ同様の注意がいることを気にしてくださいね。)
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