「保険」と名前がつくものは,国家による社会保険もありますが,ここでは民間企業による保険の,生命保険,損害保険,第三分野の保険,の3つについて取り上げたいと思います。
■1 生命保険
生命保険とは,人の生死に関して保障する保険のことです。
そして,生命保険とは,保険会社をぼろもうけさせる保険のことです。
多くの日本人が,営業の生保レディの口車にのって,不必要に生命保険に入っています。
生命保険の具体例としては,終身保険,定期保険,個人年金保険などがあります。
基本的な種類は2つで,死んだ場合には常に保険金が支払われる終身保険(保証が一生(終身)続く。掛け捨てでない。)と,定期保険(保証期間は保険料が払われている間のみ。掛け捨て。)です。
いきなり結論書いてしまいますが,
生命保険の肝は,不必要に保険料を払わない,ということにつきます。
独身の方,夫婦共働きで子どもがいない方のように,
死亡後に遺族がお金に困らない場合,保険金をそもそも残す必要がありません。
むしろ,独身の方は夫婦共働きで子どもがいない方は,生命保険に使ってるお金を,老後の費用に回す方が,賢いと思います。
これらの場合,どんなに高くても,葬式代程度の200万強の貯金だけ残しておけば十分で,生命保険は必要ないと思います。
小さなお子さんがいるなど,死亡後にお金に困る遺族がいる方でも,日本には遺族年金等の公的サービスが充実していますし,遺族×1000万円もあれば,保険金は十分でしょう。
なお,住宅ローンを組んでいる方の場合,団体信用生命保険といって,死亡した場合に以後の住宅ローン支払いが免除になる生命保険に入っていることがほとんどです。
よって,団体信用生命保険に入っている場合も,別途生命保険に入る必要ありません。
生命保険については,「第2章 節税5-1 生命保険は積立式で年間8万円以下がお得!」「第2章 節税5-2 生命レディに騙されず,ネット生保に入ろう!」で書きましたので,こちらもご参照ください。
特に独身の方は,こちらのとおり,年間8万以下の保険料で,終身保険に入るのがいいでしょう。
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