前回,とりあえずの目標であるFP技能士検定2級をとった後どうするのか,について書きました。
その中で,実は「何もしない」,つまりAFP登録(日本FP協会への登録ということ)もしないし,FP技能士検定1級を目指して勉強することもしない,という人が多いことを説明しました。
ここで,賢い皆さんなら,「え,それじゃFP資格取る意味ってあるの?」と思いますよね?
今日は,そんな質問にお答えしたいと思います。
FP2級であっても,一応国家資格なので,多少は自慢できます。
最近私がお会いした生命保険会社の営業マンは,
名刺にデカデカと,「国家資格 FP技能士2級保持者」と書いてありました。
何も知らない情弱サラリーマンには有効なのかもしれませんが,FP資格保持者の私からしたら,爆笑もんでした。
皆さんにわかるように説明すると,イメージとしては,
名刺にデカデカと,「日商簿記検定2級保持者」と書いてあるようなもんですww
そりゃー,少しは勉強した証だけど,名刺に書くべきことは,もっと他にあるんじゃないかな??
ただ,私は,FP2級をとることが無駄だと言いたいわけではありません。
FP2級の勉強を通して,自分のライフプラン,マネープランについて,考える機会,考える知識が体系だてて勉強することができるのです。
この点が,FP2級を取得する,最大のメリットかと思います。
もちろん,FP資格の勉強をしなくたって,新聞や雑誌を通じて,各種資産運用について勉強できますし,知識も身に付きます。
しかし,それでは,体系だてての知識習得ができないのです。
6分野の勉強を一通り済ますことで,分野ごとに穴のない基礎知識が身に付きます。
英文法の勉強も,きちんと体形だてて勉強してきましたよね?
それと同じことです。
ひととおり,体系だてて,基礎知識を習得した後,各自自身の業務分野に精通することが,その業務分野での知識を,より深めることにつながるのです。
サッカーで言えば,ひととおり他のポジションも経験したMFと,MFしかやってこなかった選手では,周りが何を求めているのかについての感覚が異なるのと同じです。
FP技能士検定2級という資格そのものが役に立つことはないかもしれませんが,
そのために勉強したことは,決して無駄にならず,必ずあなたの中で実を結ぶと思います。
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