前回に続けて,今回も不動産関連です。
マンションは買った方がいいのか,買わないで賃貸の方がいいのか,
これはありとあらゆる雑誌や本で取り上げられる話題です。
購入,賃貸,いずれもメリットデメリットがあります。
購入のメリットは主に4つと言われています。
1 賃料払うくらいならローン払った方が,将来マンションという資産が得られるのでお得
2 購入の方が,安定した生活の根拠が持てる実感がある。
3 住宅ローン減税という,とても大きな所得税の税額控除を受けられる
4 住宅ローンを組む場合,団体信用保険に入るので,生命保険が不要になる
一方,賃貸のメリットは,主に3つ言われています。
1 建物古くなってきたり,子どもがいじめを受けたり,隣の住民が変な人だったり,職場が変わったときなど,いつでも気軽に引っ越しができる
2 マンションに欠陥があっても,特にリスクがない
3 固定資産税,不動産取得税,登記代,などなど,各種費用がかからない(ただし一方で敷金,礼金,更新料などがかかります)
なので,賃貸のメリットは,リスクが低く抑えられるというところでしょうか。
以上のように,購入,賃貸,いずれも一長一短です。
一般的いえば,賃貸の方がリスクは少なく,その分効用も少ないイメージです。
なので,結論としてはどっちでもいいのですが,
巷の議論で,忘れられている点を,私は強調したいです。
それは,いつの時点で,購入と賃貸がいいのかを比べるのか,という点です。
正直にいえば,20代,30代の若い間は,今後の人生の変動(転職,子どもの成長,親の介護等)があるので,柔軟性のある賃貸の方がいいと思います。
一方,40代,50代になってくると,頭金もいっぱい貯金がありローンを組む金額も少なくなるし,
年収も高くなっていて住宅ローン減税のメリットも大きくなり,購入のメリットが大きくなるのです。
なので,
マンションはいつかは買ってもいいけど,あまり若いうちに急いで買う必要はない
自分のペースで必要なときに買えばいい
というのが,私の意見です。
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